2016年3月26日土曜日

追分の油屋ギャラリーと追分の浅間


今年も追分油屋のプログラムは盛り沢山です。皆さまのお立ち寄りをお願いします。

この終日は未だ花冷えという前の寒さで、軽井沢では暖房、暖房とヒーター全開、暖炉全開で過ごすことになりました。うちの小屋の周りはまだまだ雪が残っています。しかし、野鳥が少なくなりました。以前はこの時期、餌台を出せば、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラのカラ類はもちろん、キツツキ類、カケスやヤマドリまでとんできましたが、最近は声さえも聞こえません。

これで本格的に春になっても、鳥も来ない、花も咲かない、人間の恐ろしさばかりが気になる日々でしょうか。

昨日の夜はあまりよく寝られず、いろいろ考えていると、日本に暮らしていると、外のことはマスコミから入って来る情報で、あらゆる不安をかきたてられ、
病気、戦争、災害の話題に取り囲まれていることがわかります。人間の生活は普通はあまり大したことは起こりません。世界中どこに行っても普通の生活が行われているのです。マスコミに出る話はいずれも特別な話です。

ベルギーの友達に手紙を書いて見ようと思います。今回の事件があったとしても、彼は普通に生きているはずです。皆、たまには普通でないこともあるでしょう、
でも、それは人生において滅多にないことです。その滅多にないことを心配して生きていくことはないでしょう。一日一日が繰り返されるのが普通の人達の
生活です。

一番いいのは、中国の奥地の小さな村に住んでいる人達を思うことです。おそらく、彼等の生活が人間の普通の生活です。テレビなし、新聞なし、今日も手紙がきませんでした。もうじきお昼になります。暖炉でお湯をわかして、野菜を炒め、細かくなった鳥の細切れ肉を入れてお昼ご飯です。これが生活です。静に太陽が東カラ西に向かって行きます。日向が少しづつ土間から居間に移って行きます。

2016年3月23日水曜日

早春賦


春になった軽井沢です。まだまだ暖かいというわけにはいきません。曇りのせいでしょうか。

小屋に来る前につるやに寄りました。素晴らしいですね、毎日、せせこましい渋谷の東急デパ地下で買い物しているわれわれにしてみると、ここは広く、品物豊富、新鮮と三拍子揃っています。ただ、歩いてはいけませんから、毎日とはいきません。行ける日の夜の食事にこりこりしたお刺身を買って帰ります。

今回は軽井沢のプロジェクトについてあれこれ考えてみましょう。

旧スイス公使館
(1)去年のシンポジュウム、旧スイス公使館の謎をとくの続きをどうするか、現在時点では来年にやろうと関係者と話し合っています。
(2)旧スイス公使館の建物の耐震化をどうするか、これは構造の専門家に見て貰い、やれるなら見積もりを出してもらう、ただし、
   中央ホール部分のみ

プラーク 
 町の予算が決まったのかどうか

ヴォーリズネットワーク建築全国ネットワーク総会、
 6月4日に開催

レイモンド資料
 寄贈を受けることにはなったが町の体制が整えられるか

軽井沢ナショナルトラスト会員
 会員増強の諸施策検討、実施、ホームページ作成など

建築文化遺産の建物の保存
 坂倉準三設計の旧加納住宅、旧末松山荘など

旧軽井沢中央部伝建地区指定
 軽井沢ナショナルトラスト専門委員による研究委託

建築文化遺産将来価値研究
 将来価値評価委員会の設立など

軽井沢学の創設
 軽井沢文化に対する研究、去年の日瑞シンポジュウムで教授陣より提起されたもの

こんなものでしょうか。未だ細かいものは多々ありますが、それでも
たくさんあります。人手は極端に不足しています。