2016年11月27日日曜日
2016年11月5日土曜日
紅葉の千ヶ滝
今秋、最後の軽井沢の紅葉です。もとはといえば北澤先生から電話があり、今週は軽井沢に行かないのか、私が紹介した工務店の主人と土曜日に会うことにしているのだがと。その時はいくつもりがなくお断りしたのだが、どうも行きたい気持ちになり、先生に工務店とのうち合わせは何時ですかと尋ねたところ、午後2時とのこと、また、12時からはチェコのレイモンド研究者がレイモンド事務所の人と来るとのこと、それでは是非行こうということになった。
ところが、いつもの10時32分東京駅発のはくたかは指定が一枚しかないとのこと、あきらめて自由席にし、朝一番で行くことに。
今朝、無事に一番列車に座れ、軽井沢下車、5分ほどでしなの鉄道が中軽井沢へ向け出発。タクシーで千ヶ滝宅着、午前8時。
寒くて何も着替えずそのまま朝食がわりのサンドイッチを食べ、10時前に徒歩で中軽井沢駅に向け出発、途中、ハルニレに寄って
和菓子をお土産用に購入。ところが、「きよみず」を過ぎた当たりで北澤先生から電話で、チェコの研究者が風邪をひいてこられなくなったと。
それでは14時に行くことにして、中軽井沢駅発、11時02分。これから2時まで、どうやって時間をつぶすか。取りあえず、カフェイーナを止めて
旧道へタクシーで行くことに。旧道でぶらぶら歩いて、チャーチストリートの中庭のテーブルで時間潰し、更に軽井沢会のテニスコートに行き
会員限定のクラブハウス2階でゆっくりしていると、綾子さんが長男の長男とう孫を連れてお昼に上がってきた。
ここを13時30分に出てロータリーで13時45分に宮村さんに拾って貰って北澤先生の新スタジオへ。行ってみると窓も入り口も閉まっている、すっかり
弱った管理人の土屋さんに鍵を開けてもらうまもなく北澤先生夫妻とチェコ人抜きのレイモンド事務所のスタッフが戻ってきた。
2016年7月8日金曜日
すれ違い
中軽井沢駅舎から見た昨日の浅間山です。今日は一日中、曇り空でした。千ヶ滝の家にいると今にも降りそうですが、町中では割合明るい曇りでしょうか。
今日はツルヤに行っただけで比較的ゆっくり過ごしました。ツルヤでは佐藤實さんの奥さん智子さんが背中を、黒の装束に相変わらず陽気なお顔です、そして
チラッと見かけたのは星野裕一さんの奥さん、朝子さん、やはり、裕一さんがいました。元気そうでした。なにか、お酒を一滴も飲まなくなって元気を回復したそうです。そういう話はなんとも、こちらも以下同文。
人の関係は難しいもので、こちらは友達と思って付き合っていたら、相手は単なる店のお客か、仕事の関係者としか思っていないとか、せいぜい知人という
程度か、いずれにしてもこのすれ違いがつまらないことになり、多分、世間にある殺人などもこのすれ違いでしょう。もっともそれはかなり深刻になる場合
こちらは相手を恋人とか愛人と思っていて、相手はせいぜい好意を持って付き合っている程度という関係でしょうか。これが親子でもそうなのでしょう。
親は自分の子供と思って独占的に愛情を注いでいるけれど、子供は一個の人間として親の独占的愛を受け入れることはできないという場合でしょうか。
2016年6月27日月曜日
ふるさと納税のからくり
軽井沢の家はヤマボウシ、東京のはハナミズキとやっと区別がつくようになりました。花のとんがっているのはヤマボウシ。
今回の軽井沢は軽井沢ナショナルトラストの一般社団になって初めての総会、なんとかシャンシャンで無事終了。もっとも議題は
問題になるようなものがありませんでした。藤巻町長出席。ふるさと納税による指定寄附はどうやら、小林りんが駆け回って寄付を集め
それを町の傘を使って入れていることがわかりました。これは全くどうしようもないことで、トラストが先ず寄付を集めに行かなければ
ダメなシステムなのです。
他の自治体のふるさと納税と違って、軽井沢は何もお土産は出さないので、これは単なる指定寄附の話です。
昨、日曜日に花里夫妻が来てくれて午後一杯話し合いました。スイスとの話、プラークの話、フットパスの話、レイモンド資料と脇田美術館の話
旧スイス公使館の耐震問題で北澤先生に見て貰うという話を提案しておきました。
われわれ身内の問題は大学と建築の話です、社工、都市工、との話です。吉武先生は偉かった。
2016年6月3日金曜日
朴歯の葉陰
朴歯の葉が大きくなって、素晴らしい影が出来ています。影が芸術作品です。今回は明日の土曜日に「ヴォーリズ建築全国ネットワークの第10回大会」が
軽井沢のユニオンチャーチで開催されるので、その為に来たのです。
タイミングが良いの悪いのか、昨日も寒かったのですが、今朝はうちの寒暖計では0℃と1℃の間ぐらいで冷えました。それでも日中は良く晴れて大変気持ちよく、
早速、小屋で本の整理などをやりました。
そろそろ軽井沢ベースを考えなければならない季節になりました。今年の夏は暑そうですから、出来るだけ軽井沢で過ごしたいものです。
ブルデューを読んでいますが、三人の社会学者を止揚するという、マルクス、デュルケム、マックスウエーバーです。彼は哲学から社会学に向かった人ですが、
フランスの知識人と様々な関係をもった人です。そして、アロン、レヴィ・ストロース、フーコー、アルチュセールなど、学問的な見解はそれぞれ違いながら、人間としては仲良くつきあっていたということです。
2016年5月15日日曜日
ヴィラデスト再訪
2016年5月3日火曜日
連休の軽井沢
連休になりどこのレストランも一杯で予約がとれません。友達がようやく「きよみず」のお昼を11時で予約してくれました。さすがに、11時からお昼を食べる人達は少ないとみえて、なんとか予約がとれたようです。美味しい信州鶏のどんぶりを頂きました。
久しぶりの「きよみず」で、食後、ご主人が裏の湯川が流れている縁を案内してくれました。トリカブトがあるから注意しなさいということでしたが、軽井沢にはいたるところにあるそうです。延齢草という縁起の良い草も見せてもらいました。
われわれの連休は5日までですが、原稿書きと友達とのおしゃべりで時間が過ぎていきます。今晩から明日に掛けて雨になるということで、明日4日は家に缶詰になって書き物に追われるかも知れません。夜はまた友達との会食の予定です。
2016年3月26日土曜日
追分の油屋ギャラリーと追分の浅間
今年も追分油屋のプログラムは盛り沢山です。皆さまのお立ち寄りをお願いします。
この終日は未だ花冷えという前の寒さで、軽井沢では暖房、暖房とヒーター全開、暖炉全開で過ごすことになりました。うちの小屋の周りはまだまだ雪が残っています。しかし、野鳥が少なくなりました。以前はこの時期、餌台を出せば、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラのカラ類はもちろん、キツツキ類、カケスやヤマドリまでとんできましたが、最近は声さえも聞こえません。
これで本格的に春になっても、鳥も来ない、花も咲かない、人間の恐ろしさばかりが気になる日々でしょうか。
昨日の夜はあまりよく寝られず、いろいろ考えていると、日本に暮らしていると、外のことはマスコミから入って来る情報で、あらゆる不安をかきたてられ、
病気、戦争、災害の話題に取り囲まれていることがわかります。人間の生活は普通はあまり大したことは起こりません。世界中どこに行っても普通の生活が行われているのです。マスコミに出る話はいずれも特別な話です。
ベルギーの友達に手紙を書いて見ようと思います。今回の事件があったとしても、彼は普通に生きているはずです。皆、たまには普通でないこともあるでしょう、
でも、それは人生において滅多にないことです。その滅多にないことを心配して生きていくことはないでしょう。一日一日が繰り返されるのが普通の人達の
生活です。
一番いいのは、中国の奥地の小さな村に住んでいる人達を思うことです。おそらく、彼等の生活が人間の普通の生活です。テレビなし、新聞なし、今日も手紙がきませんでした。もうじきお昼になります。暖炉でお湯をわかして、野菜を炒め、細かくなった鳥の細切れ肉を入れてお昼ご飯です。これが生活です。静に太陽が東カラ西に向かって行きます。日向が少しづつ土間から居間に移って行きます。
2016年3月23日水曜日
早春賦
春になった軽井沢です。まだまだ暖かいというわけにはいきません。曇りのせいでしょうか。
小屋に来る前につるやに寄りました。素晴らしいですね、毎日、せせこましい渋谷の東急デパ地下で買い物しているわれわれにしてみると、ここは広く、品物豊富、新鮮と三拍子揃っています。ただ、歩いてはいけませんから、毎日とはいきません。行ける日の夜の食事にこりこりしたお刺身を買って帰ります。
今回は軽井沢のプロジェクトについてあれこれ考えてみましょう。
旧スイス公使館
(1)去年のシンポジュウム、旧スイス公使館の謎をとくの続きをどうするか、現在時点では来年にやろうと関係者と話し合っています。
(2)旧スイス公使館の建物の耐震化をどうするか、これは構造の専門家に見て貰い、やれるなら見積もりを出してもらう、ただし、
中央ホール部分のみ
プラーク
町の予算が決まったのかどうか
ヴォーリズネットワーク建築全国ネットワーク総会、
6月4日に開催
レイモンド資料
寄贈を受けることにはなったが町の体制が整えられるか
軽井沢ナショナルトラスト会員
会員増強の諸施策検討、実施、ホームページ作成など
建築文化遺産の建物の保存
坂倉準三設計の旧加納住宅、旧末松山荘など
旧軽井沢中央部伝建地区指定
軽井沢ナショナルトラスト専門委員による研究委託
建築文化遺産将来価値研究
将来価値評価委員会の設立など
軽井沢学の創設
軽井沢文化に対する研究、去年の日瑞シンポジュウムで教授陣より提起されたもの
こんなものでしょうか。未だ細かいものは多々ありますが、それでも
たくさんあります。人手は極端に不足しています。
2016年2月22日月曜日
春間近か
千ヶ滝にも春の匂い。もう幹線道路には雪がありません。でも、別荘の周りはまだ雪がたくさん残っています。しかし、今年は道の雪はよく片側に寄せてありなんとか家に近づくことができました。
部屋も暖炉に火を入れるとほどなく暖かくなり、今は快適にパソコンに向かっています。今回は須賀敦子の本を一部東京に持って帰るのが一番の仕事です。まあ、明日2つ、会議だとか、うち合わせが入っていますが、それで一旦東京に戻ります。今回はなんだか一泊ではもったいないような気持ちの良さです。
夕食後、東京駅地下のユーハイムで買ったアップルパイを食べて、すっかりゆったりしています。来月はもう少しゆっくり来ようと思います。それまでに少し原稿書きを進めなければなりません。
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