2007年2月1日木曜日

ヴェトナムの教訓


今では多くの日本人がヴェトナムに行く。そう言う私も行ったのだが、あのヴェトナム戦争のときに北爆の後ろで日本はアメリカのために大変な援護をした。そのことを考えると後ろめたい気持ちでハノイの町を歩き、ヴェトナム人と話すことになる。ヴェトナム戦争で軍事力で戦争を勝つことが出来ないことが分かり、如何に大きな軍隊をもっても他人の国を黙らせることが出来ないことを身にしみて分かったはずなのだが。イラクはもとより、日本が仮想敵国のようにしている北朝鮮や中国に対して戦争が出来ることのよって、日本の安全が確保されるなどという幻想を抱いている日本人は可哀想な島国の井の蛙でしかない。軍事力を持てば日本が一人前の日本になるなどと思う国は世界で一つもない。それも分からない日本人はそれこそ日本を滅ぼす売国奴である。「軍事力を持って人の国に行っては絶対にいけない」、「人の国の土地を日本人が軍靴で歩いては行けない」仮にそれが国連の名のもとでも。自分の家に外国人が土足で踏み込んで来るのを喜ぶ人は世界中どこにもいない。

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