2011年5月31日火曜日

木下杢太郎記念館


台風2号 雨風に弱い伊東線でどうなるかとおもいましたが、午前10時東京発の踊り子号は無事に伊東に到着、それでも土砂降りの中を駅から歩いて木下杢太郎記念館へ

今回は杢太郎の兄、太田圓三の特別展ということでしたが、思ったよりも淋しい展示で、結局、杢太郎の圧倒的な展示品の片隅に辛うじて、写真や図が少しならんでいました。圓三の特別展は数年前にやったとかで、その時のペーパーが貰えましたが、その時は今回よりは充実しているようでした。というわけで圓三については、ヨーロッパ滞在中に夫人が出した手紙程度でこれまで調べたもの以上のものは何もありませんでした。

また、改めて杢太郎の仕事の中で本の装丁が目をひきました。逆に東北大学時代の展示が弱いという点にも気づきました。

杢太郎をあれだけ尊敬していた加藤周一について何も展示がないのは問題だと館員には言っておきました。

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