2012年6月28日木曜日

ハチ公はどこですか

昨日、北海道から学会の仕事で出てきた友達と会う約束をした時間が午後6時15分。「渋谷、何年も行っていないからな、渋谷郵便局?知らないな、宮益坂?わからないよ、
ハチ公?なんとかわかるか」ということでハチ公前に集合することにしました。彼は携帯も使わない宇宙人的科学者なのです。

ところが、渋谷の駅の東口に出てみるとハチ公は人、人、人に囲まれて見えません。これでは友達はどこに来ていいのかわからないと思いました。ものすごい人込みなので、探す人の名前を叫んでいる人までいます。だれも携帯で自分の位置を教え合っています。出会えた人は抱き合って喜んでいます。

しかし、幸い私が彼を直ぐ見つけることが出来ました。こんな時に背広、ネクタイの人など彼ぐらいだったからです。「おっそろしいね、ハチ公ってどこ、これじゃ見つけられないよ」

彼の研究では日本がどれだけ東南アジアのお陰を受けているか、それを日本はわかっていないということです。どうも日本人は国際社会の中の自分を考えることが苦手のようです。

2012年6月23日土曜日

デモ

靑山のファーマーズ・マーケットで買い物をしていると、どこからかシュプレヒコールが聞こえてきました。珍しく長いデモ隊が靑山通りを行進しています。

なんでも3千人とか4千人とか集まったと叫んでいますが、良く聞き取れません。横断幕には増税反対とか書かれています。

参加者はと見るとほとんど中高年層です。日本ではもうデモ行進というのは前時代の意思表示の仕方になっているのかも知れません。世界で最も平等民主主義が進んで、理想社会を超えてしまった日本の姿でしょうか。

同じデモでもヨーロッパでは、或いは中近東ではデモにエネルギーがありますが、こちらは宣伝カーからの声だけがむなしく6月の梅雨空にこだましていました。

2012年6月19日火曜日

詩画展第3ラウンドへ準備

寺澤正・水野統夫詩画展の最終ラウンド、7月5日〜16日、信州、信濃追分は懐かしい人も多いでしょうが、旅館だった油屋が5年前に廃業、それが蘇ったギャラリーでこの展覧会を開くことにしました。

水野さんと追分コロニーの主人と3人で会場の下見です。ここは旅館だった頃は食堂だったところです。ここではハンガーではなく、ボードに直接つける方式をとっているそうです。水野さんが丁寧に計測して、額の間隔などを割り出すようです。

この後、追分コロニーに行って店主の入れるおいしいコーヒー頂きながら、ご主人(店では番頭という)と細かいうちあわせをしました。パーティやわれわれの吉武ゼミの用意など準備が大変です。

2012年6月10日日曜日

国内屈指の鉄道模型

やはり、このオーディオルームのある2階に特別の部屋がありました。鉄道模型の大ジオラマです。ドイツを中心としたヨーロッパが舞台になっています。音声は駅で直接録音したということです。雰囲気満点です。

そうとう凝りに凝った設計で車両も大変な数で、専門家が見れば垂涎の的でしょう。鉄ちゃんはここに車両を持ち込んで預けていくそうです。もともとここの主は交通工学の専門家で実はこれも仕事と関係があるようです。

鉄橋を渡る音などはそれなりの音をかぶせてあって臨場感が素晴らしいのです。

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2012年6月8日金曜日

至福の六甲山頂

六甲山の上でこんな素晴らしい音楽が聴けるとは信じられません。この建物に入ったところでモーツアルトのフルート四重奏曲が聞こえてきました。この部屋に案内されました。感動の一瞬です。はじめは真空管の音かと思いましたが、これは山水の特別な石のアンプで、この音が出せるのです。

ピアノを聴きたいというと、誰の曲、誰の演奏でも大抵はありますよ、と言われて内田光子がジェフリー・テイトの指揮で演奏したモーツアルトのコンチェルトの 21番をかけてもらいました。これをゆっくり聴かせて貰いました。至福のひとときです。

その間に、ここの主は用意してあった豚を使ってシュニッツエルを揚げてくれました。そした白ワインです。これも至福のひとときになりました。

2012年6月7日木曜日

六甲リゾートオフィス遂にオープン


今回は大阪・淀屋橋、大阪市役所のある中心から車に乗せてもらい、丁度一時間で六甲山頂へ来ました。リゾートオフィスのある場所は六甲有馬ロープウエイの山頂駅から5,6分でしょうか。

リゾートオフィスは緑の木々に囲まれた「山水荘別荘地」の一つですが、この別荘地にある別荘のほとんどは廃墟に近くなっています。まわりを歩いてみましたが、大きいところでは阪神の社員向け山荘が閉鎖されていて、夜は恐ろしい雰囲気になりそうです。

関東平野にある東京ではこんな近くにこれほど自然豊かで気候の優れた場所はありません。しかし、六甲は近すぎて別荘や会社の山荘の人気がなくなってしまったところです。リゾートオフィスとしてどう活用するか、非常に興味があるところで、これまで10年以上考えてきたことが実現したことには大きな意味があると思います。

2012年6月3日日曜日

「ゴーフル」と風月堂

どういうわけか、東中野駅の近くに「銀座・風月堂」があって、昔懐かしい大判の「ゴーフル」が売っています。このお菓子はもともとはヨーロッパのどこからかやってきたものでしょう。ベルギーに行ったとき、地元の友達がゴーフルはここのものだといってカフェーに連れて行って食べさせてくれました。

閉店が午後9時だそうですが、8時半頃に入り、しかもお茶を飲もうと奧のカフェの席について待っていると、無愛想なおじさんのスタッフが迷惑そうにメニューを持ってきました。

何故、こんなところに銀座の老舗の店があるのかと「こちらに本社でもあるのでしょうか」と聞くと「本社は築地」とぶっきらぼうに答えていました。多分、銀座で働きたいのかもしれません。人間、楽しく働くのはなかなか大変ですから仕方ありません。