2012年12月10日月曜日

ちらちら雪


軽井沢の天気は関東平野の端っこで東京の天気とだいたいは同じですが、寒気が北から降りてくると場合によっては長野などがある北信(北信州、軽井沢は信州中部で緯度的には松本とだいたい同じです)と近い気候になって雪が降ります。

昨日も今日も時にはちらちら雪が降り、少し続くとこの写真のような状態になりますが、止むと、しばらくしてこの程度の雪は消えていきます。まだ、根雪になる状態ではありません。

風向きによってはかなり雪が舞う状態になりますが、そのような時は必ず毛糸で編んだ暖かい帽子を被らなければなりません。耳が冷たく痛くなります。

われわれのように軽井沢、東京を行ったり来たりする生活では冬の温度管理が何より大変です。12月〜3月はしっかりと暖房が要りますから、わが家のように夏仕様の家では,床暖がない、窓が二重になっていない、1階から3階の屋根裏まで吹き抜けになっている、など三重苦といっていいでしょう。

しかし、暖炉が十分に火力があがるとぬくぬくと本当に気持ちの良い暖かさになり、これはオイル・ヒーターだけでは全く感じられない暖かさです。しかし、暖炉が完全燃焼するまでに通常では3時間以上掛かりますので、じっくり家にいるときでなければうまくつかえず、正に不完全燃焼で終わる日が多いのです。

大抵、朝9時から10時のバスに乗り町に出ることが多いので、その時は暖炉を使いません。午後3時頃帰ってきて暖炉に火を入れて午後6時頃にやっと暖かくなり、夕食を食べて8時には薪をくべるのを止めてしまわないとベッドに入っても燃えていてムダになります。つまり、午後一杯家にいるときだけがこの暖炉の暖かさを満喫できるのです。
午後は江戸原ペンションにコーヒーを飲みに行くことも多いので、結局暖炉を楽しむ日はめったにありません。

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