2012年11月25日日曜日

久しぶりの代官山

渋谷の家から渋谷と青山表参道は徒歩で10分程で行くのですが、代官山と恵比寿も同じ程度で行けると思いますが、やはり、馴染み度が少ないせいか、あまり行くことがありません。今日は代官山に久しぶりで行ったのですが、今年初めてのような気がします。

これも奥さんが友達の展覧会が代官山ヒルズであったので、お昼を代官山にしようということになったせいです。これも久しぶりにEatalyで食べようと言うことになりました。イタリアに行ったときTorinoで本店に行って、その時に東京に出店すると言われて東京に戻ってから何回か行きました。

日曜日のせいもあるのか、店内は大混雑で、結構人気が続いているようです。30分ほど掛かると言われたのが午後2時15分頃でした。ついワインとオリーブ500円などにつられて結構食べてしまいました。またも、夜はお茶漬けなど、節約しなければなりません。

帰りに自転車屋に寄って、昨日紀ノ国屋の前でなくなった自転車をあきらめて新しいものを買うことにしました。この自転車屋はプロや趣味で自転車に乗る人のための店なので、ママチャリの安い物は売っていません。それでもアフターサービスのことを考えると、ここで買った方がいいので、ここでも2万円掛かって、この店で最も安い車を買いました。

自転車はマスコミなどでもバッシングにあっていて、エコライフの象徴として自転車道などが整備されているヨーロッパに比べると、日本の道路政策、交通政策の遅れが目立ちます。

2012年11月23日金曜日

住友クラブでの読書会

今月はいつもの洋室が予約が入っていたので和室でフランス料理のランチとなりました。ところが掛け軸が部屋の一方に、その反対側には窓があり東京の半分が見渡せます。

そこで、どちらが上座になるのか、普通は掛け軸を眺める側がお客になり、反対側は主人側になります。窓からの素晴らしい景色が眺められる側が上座ではないかとか、結論がでないので、いつもの洋室の並びの通りにしました。例によって掛け軸に書いてあることは読めず、解説のカードが置いてあって、それによると、これは住友の何代目かの当主が手に入れたもののようです。

今日読んでくる本は①社会を変えるには(小熊英二)講談社現代新書,②ボローニャ紀行(井上ひさし)文春文庫
③フランス革命史・白水社文庫クセジュ

やはりボローニャ紀行はいい本で、イタリアの都市国家のコミュニティの良さが皆によくわかったようですが、わかり過ぎて、議論にならなかったのは残念でした。一方で、フランス革命史は翻訳の日本語がよくなくて、結局よくわからないままで、前に読んだ「フランス革命の肖像」集英社新書ヴィジュアル版をもう一度読んだ方がいいということになりました。期待の「社会を変える」はやはり肝心の”社会を変えるには”とか”どうすれば社会を変えられるか」についてはデモとか話し合いということしか書かれていませんでした。結局、哲学史、社会学史などを横断的にまとめたものとしては読み応えがあったということでしょうか。 

2012年11月17日土曜日

雨がひどくなる前に


今日は思ったより雨がひどく、早めにスーパーに行って良かったようです。思ったように仕事がはかどらず、そのままお昼になってしまいました。

マルちゃんの半生ラーメンを買ってきて、これを加工してそれなりのものにします。ネギ、焼き豚、半熟玉子というのが今日の具ですが、お湯をわかしながら、この中に玉子を入れたり、適当にネギを入れて下ごしらえを一緒にしてしまうのがコツといえばコツです。

なんといっても栄養、おいしさ、価格とバランスさせると外で食べるよりはかなり良いという感じです。なんといっても原価100円になりませんからね。

最近はとにかくいろいろ工夫することが面白くできるのは料理の世界が手っ取り早いということです。しかし、この頭を他にまわせないかというのが課題です。

2012年11月11日日曜日

大同芸術院



昨夕に工学院の建築学部創設記念シンポジュウムがあり、そこで磯崎新と藤森照信両氏の対談がありました。テーマは茶室ということでしたが、先ず藤森さんが自分の設計のいくつかの面白い茶室のスライドを見せた後、次に磯崎さんが現在とりかかっているプロジェクトのうち、中国の中原逐鹿の都市計画と大同の芸術院の建築、アメリカの砂漠の個人に頼まれた住居でした。(写真は磯崎さんの大同芸術院の模型と最近の現場の状況)

そこで、藤森さんが写してきた千利休の待庵の茶室の内部から話が始まり、坂倉準三からミースが梁の構造を習ってアメリカ人ではじめて縦横の構造をコンクリートで作ることが出来た。つまり、日本の建築にはこの梁を使う横の構造があった。ラーメン構造のはじまる話になった。

それから日本の影響を受けたオランダの紫烟荘から堀口捨巳に話が移り、彼が本当に関心があったのは庭で部屋に続いていく庭ということだったと。

また、待庵に戻って、千利休の身長と目線、秀吉の身長と目線、背の低い秀吉は床の間に座ったとか、そこで人体の話になり、レオナルドのリトリビュースの人体図の正方形になる。そこから立方体の磯崎空間の話になるが、なんといっても圧巻は彼のマリア・デル・フィオーレのあのドームで身体が震えたという。私もこれだけは自分の経験もあって聞いて鳥肌が立った。

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2012年11月4日日曜日

冬支度


うちからバスに乗って旧軽井沢の町に出ます。連休の日曜日のせいか、紅葉のせいか、街は真夏にも増しての大混雑です。

仕事の話で寄った古美術商の三度屋さんは「お寒くなりましたねえと」、店のガラス戸を閉めてお客が入らないようにしてお茶とお茶菓子を用意してくれましたが、こちらは営業妨害になっているのではないかとひやひやしながらの打ち合わせでした。大分、話は進んでいるようで、組織作りのため、すでに代書屋に頼んだそうです。

軽井沢彫りのシバザキ商店に寄ると、「急に寒くなりましたねえ」と渋柿をくれました。焼酎を使って1週間で渋を抜くそうです。それでは焼酎も買っていこうかと「山屋」に寄りましたが、いつもの友達が店に出ていないのでやめました。渋柿を東京に宅急便で送って、東京で渋を抜きましょう。

お昼はラーメンのみよし屋さんに行きました。今日も浅漬けをもらいました。ここでもおかみさんが、「旧に寒くなりましたねえ」

どこでも夏が異常に暑かったこともあって、「寒い、寒い」というはなしです。

家に戻って、薪割りです。管理人のおじさんが通りかかって、いろいろコツを教えてくれます。言う通りにするとなるほど、うまく割れるものです。しかし、今年切った木は暖炉に入れてみましたが、なかなか燃えません。この薪を入れると他の薪が燃えにくくなるので困ります。来年まで干しておいた方がいいよういです。

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2012年11月3日土曜日

軽井沢からの客人


FaceBookの利用が役にたちました。軽井沢で世話になっている、軽井沢彫りの「シバザキ」の若主人が、渋谷東急本店で開催中の鎌倉彫の展示を見るため軽井沢駅を出発するという記事が出ていました。発信した時間を見ると2時間前となっています。

とすると、うちから東急本店まで歩いて、うまく行けば彼が到着して展示をじっくり見ていてくれれば会える可能性があります。取りあえず急いで行って見ることにしました。デパートに到着してエスカレーターに乗って催し物会場の8階で、彼が歩いているのが見えました。なかなかうまく行きました。

鎌倉彫もなかなか面白いものでした。彼はそれこをFCで知り合っていた作家と話したりして仕事をした後、私は彼をうちに誘いました。うちの手前の人気の映画「天地明察」の舞台になっている金王八幡神社を案内しました。このごろはなかなかの観光コースでお客さんも多くなっている神社です。

その後、うちでしばらく話して、夕食にも誘いました。実は今日は別の会合がオペラシティであったのですが、それは遠来の客のためにキャンセルし、広尾にあるチェコ料理に連れて行きましたが、そのチェコ料理屋はつぶれていて、フランス料理屋が開店していました。仕方なく、フレンチで我慢してもらいました。

なかなか面白い半日になりました。