2013年4月9日火曜日
フィリピン独立の英雄と日本と私
日比谷公園にあるこの像のところへ又行きました。お墓参りのようなもので、私の曾祖父が建てた東京ホテルのあった場所です。前にも書いたと思いますが、このホテルに
1888年、明治21年にフィリピン独立の英雄、ホセ・リサール博士が投宿したのです。フィリピンの人たちにとってはホセ・リサールの短い人生の足跡は世界中どこでも大切に記念しています。それほど、ホセ・リサールはフィリピン人にとって大切な人なのです。
曾祖父が建てた「東京ホテル」は、その頃、お雇い外国人やこの前にあった鹿鳴館などにやってくる外国人専用のホテルでした。勿論、西洋式の設え、西洋式の料理、西洋式のサービスを提供していたようです。イメージとしては横浜のニューグランドホテルや軽井沢の万平ホテルなどのようだったと思います。
曾祖父は横浜から東京にやってきてホテルを始めたのですが、横浜でも明治の時代に郵便局を始めるなど新しい仕事に積極的に関わっていったようです。
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