2013年5月27日月曜日

智美術館のすごいキュレーター



虎ノ門にある智美術館の庭です。ホテルオークラのある山に登らなければならないので、虎ノ門から歩くのはとても無理です。自転車でフランスからイタリアに走っている友達のことを考えるとそんなことも言えませんが、このところの体力と気力ではとても真似は出来ません。

そこで、やっと確保したルートはメトロの南北線に乗って六本木一丁目駅で降りてそこから長い長いエスカレーターを乗り継いで、泉ガーデンの上に出て、スエーデン大使館の前からオークラを目指して,少し下ればいいという道です。

この美術館には友達の奧さんのすごいキュレーターがいて、彼女が出てくると、こちらの教養がとてもついていかれないので、チケットを頂いて行くのですが、受付で彼女を
呼んで貰うかどうかいつも悩みます。

呼んで貰って、彼女がいないとか、来客中だと、案外ほっとして、自分達だけで見て急いで帰ります。この日は篠田桃紅という作家の展覧会でしたが、幸いなことの彼女の作品が家にあるので、なんとか対応することが出来ました。こんなことは滅多にないのです。

昔、銀座に画廊をもっていた佐谷和彦さんはいい友達で、会えば日本の現代美術界の問題点をわいわい話し合う仲でしたが、彼も亡くなって伝説の人となってしまい、彼女に話すと佐谷さんと友達だったということだけで驚かれてしまいました。

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