2011年1月14日金曜日

猫町、目呂二展




谷中というところに行くのは初めてです。地下鉄千代田線の千駄木に下りて外に出るともう夕闇でした。残念ながら雰囲気を感じるのはせいぜい工芸品やおせんべなど日本伝統の品物を売っているお店が道のところどころに見られるだけでした。このところ目的地を通り過ぎること2回、今回も通り過ぎましたが、なんとかすぐに戻って事なきを得ました。軽井沢追分で晩年を送った目呂二の猫の展覧会は何度か角を曲がって最後の横町から大谷石の階段を登っていくと和風の家があり、そこが「猫町」という猫専門の展示場兼販売店のようなところでした。展示の内容は目呂二の猫の塑像や絵はもちろんでしたが、彼の生涯を幾つかに分けて丁寧に説明した充実したものでした。しかし、いかにも規模が小さい。やはり、彼のライフスタイルそのものを大きく紹介する大規模な展覧会をやらなければなりません。

0 件のコメント: