2011年2月24日木曜日
東京海洋大学
この建物は現在の東京海洋大学の入り口のところにある天体観測台です。ここで緯度、経度の精密な観測を行ったという,明治36年に作られたものです。
実は私の書いている本の聖路加の主人公やその友達が、学生時代の昭和5年前後に聖路加から隅田川を渡ってこの越中島にある当時の東京高等商船学校(東京海洋大学)に遊びに行っていたことがわかっています。昨日はその跡をたどって聖路加から歩いてみました。現在は橋が掛かっているので、渡し船を使わなくてよいわけですが、それでも1時間弱かかりました。そのころの商船学校には全国から体格の良い成績優秀な男子が集まっていたので、どうも、積極果敢な彼女達がボーイフレンドを求めて行っていたよう気がします。
われわれは大学図書館に入って当時の関係資料を当たり、東京港から隅田川にかけての資料などを見つけ、かなりの成果がありました。
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