2012年3月25日日曜日

花森安治



二井康雄さんが9年間仕えた親方、「暮らしの手帖」初代編集長、花森安治について語りました。

編集、デザインからありとあらゆる才能に溢れ、才能に自分自身がついて行くのに大変だった、つまり天才だったのです。彼は暮らしという面かた戦後の民主主義の時代に本当の「庶民」を作りたかったのです。彼は今の日本人が自分たちと同じ、自分たちと同じ一般大衆の一人だと思いたいかも知れませんが、全然違います。

彼は本当のエリートです。いろいろ言われる戦争の時代を含めて超エリートだったのです。そして彼は啓蒙者でした。生涯そうだったと思います。そして一時期は「暮らしの手帖」の読者は日本の民度を上げることに貢献していたのです。その読者は本当の意味の庶民であって、決して消費者大衆ではなかったのです。

現代の女性は大学を出て高学歴でありますから、本当の意味で「庶民」になってくれれば日本は花森安治が描いていた「暮らし」が出来るはずです。

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