2012年7月25日水曜日

スタジオ・ムーンバイ

東京にしばらくいますが、東京というところは恐ろしいところで、今日、お昼を友達と食べることにして京橋のレストランに行ったところ行列が店の前からワンブロック取り巻いていて、開店30分も前だというのにもう売り切れ、仕方なく、日本橋のレストランにいってみると、ここでは店をぐるっと回って、別の道にまた列が出来ていて、今日中に食べられるかどうかわかりません。

そんなわけで、予定は大幅に長引いて、友達が連れて行ってくれた乃木坂のTOTOの展示場についたのは15時近くなっていました。京橋にはINAXギャラリーがあるのですが、こちらは負けずにTOTOです。友達はこちらが本拠にようですが、私はINAXです。どちらもわれわれ建築に係わる者にはなかなかの施設です。どちらも入るとほっとします。

さて、インドのアトリエ建築事務所といいましょうか、「スタジオ・ムーンバイ」の展示は面白いものでした。なにしろ、空間感覚が全く違う場所での仕事です。これは、前回の吉武ゼミで発表された立原道造の設計の自然と建物の関係がもろに出ています。設計事務所と工務店が一緒になっているようなもので、その生活と設計の一体感も面白いところです。

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