2013年2月10日日曜日

軽井沢を考える日々


今日のように天気が良いと普段は見られない林間の浅間が見られました。お昼前に外に出て回りを歩くとあちこちで浅間山が顔をだしています。

昨日は長年古書店をやっているりんどう文庫のご主人のところへ行きました。もともとは軽井沢駅から5分ほどのところに店を開いていましたが、古本もなかなか商売が難しくなってきて、ご主人は小諸に引っ込んでいるのです。しかし彼の軽井沢の膨大な立体的知識はその資料とともに重要なものです。今回も同行した研究者は彼の書庫を一瞥して感嘆の声をあげていました。

一つの書架だけで論文がいくつも書ける可能性があるのです。しかも、あらゆる分野の学問に関係があり、それだけ軽井沢にさまざまな研究者が滞在していたことを証明しています。日本ではこのようなところは他にないでしょう。

しかし、日本人の民度、軽井沢の住民、別荘民、観光客の民度が下がっている現在、りんどう文庫の価値を理解できる人も少なくなっています。

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