2010年10月10日日曜日

旧朝吹山荘移築展


朝吹登水子が亡くなって軽井沢にあったヴォーリズ建築の建物が軽井沢タリアセンに寄付されて元あった旧軽井沢の北の別荘地から塩沢湖畔に移されて1年、今回、朝吹家の歴史と移築の経緯を写真パネルにした記念展が開かれた。この別荘は別名睡鳩荘という名で呼ばれ、ある時期には軽井沢の象徴のような避暑生活が展開された。往事を忍ぶこともなかなか難しいが、昨日は監修に当たった、ヴォーリズ研究の第一人者の大阪芸大の山形政昭教授が最終チェックにタリアセンを訪れた。私も同行して、ヴォーリズ建築の時代考証や保存問題を議論した。写真は睡鳩荘の模型である。

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