2010年2月7日日曜日
雪中取材
生憎の天候で、ときおり吹雪く中を雑誌KURAの取材です。車の無い私は中軽井沢の駅から30分ほど歩いて先ず軽井沢陶房にカメラマンと集合。一息ついて、この古宿という集落の長老のお宅を訪ねました。話は尽きません。全く違う軽井沢です。軽井沢の中で最も歴史の古いところでありながら、2度の大火で焼き尽くされたこともあって、この荻原家に伝えられている話と焼け残ったわずかな資料以外に残されているものは何もないというのです。しかし、荻原家がなければ沓掛(中軽井沢)、千ヶ滝、万座温泉の開発がなかったという話です。堤康次郎は荻原家には足を向けて寝られなかったといいます。西武の開発前史が語られました。日が暮れそうになってカメラマンが心配し始めるので、なんとか撮影できるものを長老に案内してもらいました。零下7度、降りしきる雪で写真部長は懸命の撮影です。一緒に歩きながら話は途切れませんでした。この記事は5月号になるので、どのように書くか考えながら戻りました。
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