2010年2月15日月曜日

巨星墜つ


長い日々、われわれの偉大な師であり、親しい仲間だった東邦大学名誉教授、日本にアーユルヴェーダを始め漢方からアラビアのユナニ医学まで東洋伝承医学を紹介、普及に努めた幡井勉先生が91才の生涯を閉じられました。お別れ会の後、先生が育てた観音崎科学博物館館長の石鍋さんを囲んで先生を偲びました。館長の手に先生が親しんだ鳴き声を楽しむ中国伝来のコオロギがいます。先生の死を悼んで駆けつけた中国、台湾、イラクの仲間がこのめずらしいコオロギを鑑賞しました。幡井先生は本当に好奇心が強く、様々な人、様々な事に興味をもたれ、すべて仲間にされました。

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