2010年4月11日日曜日

パイプオルガン


ヴォーリズ全国ネットワークの打合せで、明治学院に行きました。昨日は天気もよく暖かく、桜が残っているキャンパスは快適でした。会議の前にヴォーリズ建築の教会(チャペル)を見学させてもらいました。改装が終わり、遅れていたパイプオルガンも完成して絶好の機会です。ヴォーリズ研究の第一人者である大阪芸大の山形先生の説明もあって、細部まで見ることが出来ました。この写真はパイプオルガンに人力の送風機です。ここに2人がついてこのペダルを踏んで空気を送って音を出します。とにかく、このオルガンはバッハ作曲のコーラスの伴奏用ということでオランダの制作者に当時のものと同じような楽器にしてほしいと頼んだものなので、送風も人力なのです。もっとも電動送風機もついていましたが、これを使うとうるさい上に、音がきれいに出ないとのことです。それにしても大変なものです。

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