2009年9月13日日曜日

東京のディナー・パーティ


東京に戻ると仕事の中身は全く変わります。もちろん、話し合う人も変わります。裁判官、弁護士、医師、それにドイツから来た20代の学生や建築家、話の内容も変わります。現代ドイツの哲学者、ハーバーマスなど、一部私の社会学に関係するのでなんとかついていくことができますが、早い英語の応答では内容まで議論するのは困難になるので、その前で話題を変えなければなりません。せいぜいドイツの南北の政治風土の違いなどです。面白かったのはミュンヘンの中核の人々はむしろ左、そして、一般大衆は右、保守的だという。世界の古都に同じような現象がある。ウイットゲンシュタインのウィーンの建築、これこそ現代建築の源ではないかという話。様々な年代、様々な人、様々な考え、素晴らしいがシンプルなディナー、東京にいる以上これがなければ意味がありません。ちょっときざでしょうかねえ。

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